基本

立ち方

 全空連によれば、基本の立ち方が13種類、その他の立ち方が3種類の計16種類となっています。剛柔流の立ち方は10種類と言われていますが、これに含まれていないものもいくつかあります。

 

 『内八文字立ち』は他流はにおける『騎馬立ち』に相当すると思われます。『弁足立ち』は『猫足立ち』のバリエーションのようにも思われるんですが、個人的には、中国武術で多用する『座盤歩』のバリエーションなのではないかと思っています。『入環立ち』は、名前はつけられていないんですが、基礎練習の中で使うので、中国武術の『入環歩』から取って、『入環立ち』と呼んでいます。

 

 

 

閉足立ち
結び立ち
平行立ち
外八文字立ち
内八文字立ち
四股立ち
三戦立ち
猫足立ち  
前屈立ち  
後屈立ち  
弁足立ち  
入環立ち

肘技

 型の中から、肘打ちと思われる定式を抜き出してみました。これらは、勿論、肘打ちと解釈して応用分解を行うことも可能ですが、後ろから抱きつかれたときに、これを外す技法であると理解した方がすんなりと習得できます。

 

 後ろから抱きつかれたときに大事なことは、1)重心を落とす、2)両肘を張る、3)上体をひねるの三つの動きを同時に行うことです。

 

制引戦、久留頓破 十八手、壱百零八手 四向戦